クマ笹の採取法

良質なクマ笹のために欠かせない手作業による丁寧な採取法

ササヘルスの原料となるクマ笹は、1枚1枚丁寧に手作業で刈り取られます。
いくら素晴らしい環境に自生していたとしても、すべてがササヘルスに適したクマ笹とは限らないからです。

刈り取るときの大きな基準は、クマ笹の上部30センチ程度のみを採取すること。
茎を残すことで日当たりや風通しがよくなり次の葉もよく成長します。
機械を使えば早く大量に採取できますが、手作業を貫くのは、葉の質へのこだわりと同時に、自然との調和を目指す「自然随順」の表れ。
機械で根こそぎ刈り取ってしまえば、クマ笹の生命力を奪い、自然の法則に逆らうことにつながってしまうからです。

(株)大和生物研究所は次の代のクマ笹を育むことも大切にし数年間は同じ場所から採取しません。
十分に育つのを待ってから採取します。

また、より新鮮な葉を供給するため、根雪が積もる厳しい冬でも採取作業は行われます。
こうしてササヘルスには、熟練の作業員によって、いつも新鮮なクマ笹が供給されているのです。



1年を通じ、足場の悪いところでも雪に埋もれた冬でも、熟練の作業員によって、そのときに最もよい状態のクマ笹が採取されています。

クマ笹の品質を見極める何重もの厳しいチェック体制

数十年間、枯れることなく地中の養分を吸収し続け、力強い繁殖力をもつクマ笹。
またマイナス20度にも達する山間に積もる雪の中でも自生することからもわかるように、クマ笹の生命力は驚くほどです。

しかし前述した通り、どの葉でもササヘルスに適しているかというと違います。
十分に光合成した、みずみずしい葉だけが原料となります。
そのため(株)大和生物研究所では採取の段階から、色調・葉の大きさなどに独自の厳しい基準を設けています。

また採取後も保冷車によってできるだけ新鮮なまま工場へ運搬。
工場でもさらに品質試験を行う、といった何重ものチェック体制でクマ笹の質を見極めています。

ところで、クマ笹にはいくつもの品種があることはご存知ですか?
クマ笹とはあくまで通称。ササヘルスの原料となるクマ笹は品種も特定されています。
新たにクマ笹の紹介があった場合も、必ず品種特定の権威である「富士竹類植物園」に鑑定を依頼します。
鑑定書を発行してもらった後、それを基にササヘルスへの適合品種かどうかの判断を下しているのです。

ちなみにササヘルス1ミリリットルには、大人の手のひら大のクマ笹が約20枚必要といわれます。
127ミリリットル瓶なら約2500枚!
つまり膨大なクマ笹が必要であり、それを常に新鮮な状態で保存する努力が払われているのです。

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